青いREBECCA

05.11.06 スーパージョイントカップ参加
北港のOPUA(ヨコヤマ30S)にレース・クルーとして乗船させていただいた。
ポジションは、メインシート・トリマーとの事だ。

当日朝。北港は雨。
レース開始地点の西宮へ向かう。
そして、レース開始時間が迫る。
セール上げ、スタート・マークを探す。
雨の中、28艇が有利なポジションを求めて、バウとスターン、ハルとハルを合わせるかのごとくの攻防が始まる。


これまで、クルージングのためのスキルを身につけてきた。
クルージングでは、全てを安全側に解釈して行動しなくてはならない。
しかし、レースでは全ては限界の性能を出すために位置づけられる。
僕の仕事はメインシートを1cmでも多く引く事、あるいは、1秒でも早く引く事だ。
叫び声も上がるほど、渾身の力を込めて引く。
乗船していた女性クルー達の動きも素早い。
限界までヒールした船体の上で、迫力のある作業が続く。
しかし、さすがにレース中は忙しく、良い写真が撮れなかった。


レースは、旅の楽しみとは違い、1日ので済むお手軽さがいい。(もちろん、練習を積み重ねなくては上位には入れないですが・・・)
サバニでも経験しているが、レースのノウハウは旅に生かすことができる。
究極の目的は「冒険の旅」であるが、レース経験・技術は、自分自身を守ることに繋がるのだ。
お誘いがあれば、これからも参加したいと思う。