--- 源流を探せ ---
入り口の寝牛岩 | |
不動明王が祀られる函滝 | |
18.8mの落差がある王滝 | |
酒を注ぐかのごとく・・・? 銚子滝 |
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上から覗き込むのも迫力がある | |
倒れた木が道のように見える | |
展望台からの風景 この時期、何も装備せずに進むのは、 このあたりまでにしたほうが良さそうだ。 |
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雪を踏みしめながら林道を歩く。 林道は四十八滝の右側へと続いている。 今年の雪解けは早いので、ジープでアタックした跡はある が、歩き易いわけではない。 体重移動に注意しなければ、毎回足が埋まるような雪質だ。 |
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鹿の足跡だ。 僕が通る直前に鹿がいたらしい。 |
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日照時間の短い方角では、雪がたっぷりと残っている。 この道がどこに繋がっているのか、地図も知識も無いが、 感覚だけで進む。 大丈夫、何とかなる。 |
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こちらは日照時間の多い方角。 路面が暖まり、雪解けが進んでいる。 歩きやすいところは小走りで進もう。 |
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途中の展望台。 天気予報も見ていないので、こういった場所で確認するしかない。 天候は不安定だが、激変することは無いと判断した。 |
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道は集落に向かうと思われる方向(右)と、 さらに奥に進むと思われる方向(左)に分かれていた。 四十八滝の源流は左にしかありえない。 左のルートには、この冬に通ったジープの跡も、人の足跡も無い。 冷たい風の抜ける場所に出た。 フリースのジッパーを上げる。 雪がオーバーハングしている箇所がある。 誤って踏み抜けば谷底だ。 |
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またしても道が分岐している。 道標はあるが、地名の知識が無いので役に立たない。 地形から判断して、谷に向かう道を選択する。 路面に雪解け水が流れはじめた。 この方向に川があるはずだ。 この流れが四十八滝に繋がっているとすれば、これが源流だ。 相変わらず倒木や落石が多い。 |
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水の流れが小川になり、音が聞こえている。 道は比較的はっきりしているが、倒木が完全に塞いでいる。 既に何本の倒木を潜っただろうか。 雪は深く、スパッツを持っていないとつらい状況になってきた。 既に1時間40分を経過している。 雪の中としては、遅いスピードではないので、カロリーの消費も大きい。 |
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小川が、明確に姿を現した。 風景も人の手の入ったものになっている。 おそらく、ここが四十八滝の上流になるのだろう。 しかし、ここから先は獣の足跡も途絶えている。 どれが、道なのかが判らない。 数百メートルをラッセルすれば、 おそらく歩ける場所に出れると思うのだが・・・ |
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今回は装備の関係で、来た道を戻るしかなくなった。 簡単なコースでも、予備知識が無ければ冒険になる。 見たり聞いたり感じたりの状況と、 洞察力だけで前に進むことも楽しいものだ。 後で、詳しい地図を入手したら、正解かどうかが判る。 けっこう、楽しい朝でした。 |