2013.10.19〜2013.10.21アマゾン滞在
コカ空港からナポ河まで

COCAの空港に降り立つと、激しい熱気が湿度と共に襲いかかる。

Baggage Claimは、何と手渡し。
小さな空港なのだ。


COCA空港外観。



モーターカヌーに乗り換える前に、周囲のマーケットを探索。

SO-CAL発見!

ピラニアの入荷なし。

バナナも地面で売られている。

グァバと言われるが?

街には活気が溢れている。

カラフルな服装が多い。

どの国にもおバカさんは存在する。
重たくなるだけです。。。

後ろを流れるナポ川。この川を下る。

高速エンジンカヌーでYasuni Kichwa Ecolodgeへ

カヌーだと言えばカヌーである。
広大なアマゾン ナポ河を下るために、ハイパワー船外機を2基搭載している。

アマゾン上流部分とはいえ、とんでもなく大きな河だ。

2時間の移動中に、数か所の石油採掘場所を目撃した。 現地部族の生活環境や繊細な動物たちの環境は、実のところ風前の灯のようだ。

石油採掘工事の為、このような大型トレーラーや大量の砂利・コンクリートなどが運び込まれている。

Yasuni Kichwa Ecolodgeへ続く道。
今回のジャングルへの入り口だ。

Kichwaのコミュニティ。 ケチュア語。
このコミュニティは、教育が始まり若者は
スペイン語も理解するようだ。

僕たちが利用するセンターラウンジ。

大人数も対応できそうだ。

家具は全て手製で彫刻が施され、それぞれデザインが異なる。

スペイン語、英語によるオリエンテーション風景。

奥に見えるのは学生用の宿泊施設らしい。
遠くから通学する生徒もいるのだ。

コテージに続く道。

宿泊するコテージ。
なかなか良い雰囲気。

室内はリーゾートホテルのように見えるが、
エアコンなどは勿論ない。
大型の虫も結構な確率で出入り自由。

飲み水以外は、川の水などを使用しているようだ。 土色の赤い水が流れる。
Yasuni Kichwa Ecolodge
現地コミュニティに簡素な宿を置き、
ジャングル内の様々なツアーやコミュニティとの
交流をサポートし、現地の活性化を図る。

ケチュア語(Kichwa shimi、Runashimiまた、スペイン語 Quichua)は、エクアドルとコロンビア (インガ)、ペルーに拡張をし、250万の人々によって話されている。


周辺のジャングルを探索

たくさんの鳥の巣がぶら下がる木。
このような巣は、1本だけぽつんとそびえる木に多い。

猿が木を渡ると巣が壊れてしまうから、結果的に目立つ場所が安全なのだそうだ。

オオツリスドリが帰ってきた。
(Yellow rumped cacique)

巣の中から外の様子をうかがう。
よく鳴くにぎやかな鳥だ。

野生のパパイヤ。

たくさんあります。

鮮やかながくを持つ植物。

開いているバージョン。

こちらのバナナは、甘くない。
揚げたり、蒸したりして、芋のように食べる。

全長3cmはあろうかという巨大な蟻。

怪しげな植物。

ムカデも迫力の大きさだ。
攻撃すると毒のあるスプレーが来るらしい。

巨大な幹に多くの植物がまとわりつく。

蟻のカヌーと呼ばれる木の実。

いっそう深いジャングルへ。

キノコなのだろうか?

カタツムリも迫力のサイズだ。
猿に食べられた痕跡らしい。

樹木に寄生する棘のような植物。
樹木にとっても動物を登らせないようにする意味があり、寄生されることにメリットがある。

何かいる?

ナマケモノでした。

オウムを発見。

鷹も発見。

DAY1の終了

夕食は肉料理。

ガイド達との語らい。

DAY2
インコの舞〜ナポ河支流のジャングルへ

今日のスタートは、大量のインコの群れ。

野生動物はミネラルの吸収の為、土を食べる事があるのです。

集団になると木から降りても安心なのか、物凄い勢いてやってきます。

数種類のインコが混ざっています。

こちらは、単眼鏡をカメラで撮影した物。

コウモリが小屋の天井にたくさんぶら下がっている。

現地の女性たちの歌と踊り。

ケチュア語なので、何を言っているかは不明です。

現地女性たちの歌と踊り。

みなさん、良い表情をしています。

パーカッション担当。

芋の酒はちょっと。。。
女性の唾液で発酵させるらしい。

火のおこしかた。

巨大カタツムリを笛にしているのだそうだ。

鳴らない^^!


キッチン


コンロ

食器棚

酔いつぶれて寝る場所。


キツツキがいる。

この日の小型エンジンカヌー。
広大なナポ河での近距離移動用。

ジャングルが深くなる。

棘のある寄生植物。

ここにも大量のインコの群れが現れる。



ムカデも巨大だ。

珍しいカエル。

タランチュラ発見!

洗い物、昼食の準備だろうか?
ハンモックの中には赤ちゃんがいて、蚊が嫌がる煙を焚いている。

マンゴスチンのような甘みのある果実。
中心に大きな種がある。
グァバと聞いたが?

チョンタドゥーロというヤシ科の果実。
通称『チョンタ」。芋のように利用する。

収穫したてのバナナ。

ここから手漕ぎのカヌーに乗り換え、ナポ河支流をさかのぼる。

何が見れるかはその時次第。

火気厳禁もスペイン語だとなんだか雰囲気がある。


この集落の村長さんが漕いでくれた。

ネイチャーガイドのレネ。
どんな動物も見つけ出す感覚を持つ。

鷹が獲物を夢中で食べています。

ヘビだ。カヌーが近づいてあわてて逃げています。この日は、至近距離にワニも飛び出してきましたが、撮影は間に合わず。

奇妙な形の蜂の巣。

狭くなった川に木漏れ日が落ちる。

さらに奥地へ進む。

猿の群れがいる。

警戒心が強く、動きが速いために、写真に収めるのは難しい。

移動が始まった。

10頭ほどの群れが、木から木へ飛び移る。

美しい模様のサギを、息をひそめて撮影する。

鮮やかな青のモルフォ蝶。(中央右側)
これも撮影が難しい。

何とか雰囲気だけでも捉える事ができた。


既に薄暗く、望遠レンズを抱える限界に達してきた。これも珍しい鳥。ツメバケイなのだろうか? 帰りは真っ暗になった。

DAY2の終了〜DAY3スクールバス

芋虫の炒め物はいかが?

魚にします。

DAY3 月曜の朝。
この集落にある学校に生徒たちが集まる。
そう、これがスクールバスだ。

僕がこの場所を去る時、僕はとても寂しかった。
余りにも無防備な自然と、経済力とは無縁の「川の民」は、周辺で始まった石油採掘の影響を受けざるを得ないからだ。
ナポ河は広大であるが、僕らのカヌーが座礁するほどの水深しかない場所も度々存在する。
そこに、18輪トレーラーを積んだ特殊なフェリーをたくさん見た。
砂利やコンクリートを満載した特殊な船もたくさん見た。
石油プラントの工事が始まれば、護岸ができ道路が作られる。
これまで文明と無縁であった人々への影響は計り知れない。
今も激変が始まっているであろう「川の民」は、これからどこに向かうのが正しいのだろうか?
僕には答えが出せない。
ただ、アマゾンの自然と「川の民」は、オイルマネーと政治力に揉まれ、これまでの営みを維持していく事は難しいだろう。

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