第5回サバニ帆漕レース 座間味→那覇

2004.06.24
座間味島に到着。
フェリーからサバニが出て来るのをそわそわしながら待っているのは、仲村氏と伊東氏だ。
まるで、メルセデスのキーを駐車場係に預けたオーナーのように心配な表情だ。


フェリーから運び出されるサバニを見て驚いたのは私のほうだった。
それは、メルセデスどころのものではない。
フェラーリのしかもF-1ほどの美しさとオーラを放つ物体であった。
名を「ニヌハ(北極星)」と言う。
5m20cmの小さなニヌハは、多くのアイディアと実験を重ねて改造されていることは、
素人の私にも容易に想像ができた。
濃いステインで仕上げられた美しい船体と、オレンジ色の帆が空と海の青さに溶け込んで行った。


早速、古座間味の浜まで帆漕。
今夜から3日間を暮らすハンモックとテントを設営し、練習を開始した。
夜は満天の星空の下、宴は0時頃まで続いた。



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